Coffee Tips

焙煎のプロセス

その日に焙煎する生豆だけを麻袋から取り出します。

ほとんどのコーヒーはジュート(黄麻)の袋に入ってきます。

60キロ程度の生豆(Green Beans)が入っています。

ジュートの袋にはコーヒー産地や銘柄のほか「フェアトレードコーヒー」「オーガニックコーヒー」などがプリントされています。

焙煎前のハンドピック。虫食い、割れ豆、未完熟豆などを取り除きます。

まずは、焙煎前のハンドピック!虫食い、未完熟、割れ豆などを取り除きます。

焙煎の経過を確認します。ややキャラメル色になってきたところです。

焙煎をしながら、豆の状態を確認します。

キャラメル色にほんのり色づいたときの甘い香り・・・ロースターならではの楽しみです。

焙煎度合い、天候などにより、ロースター内の温度は190度~200度くらいまで上がります。

ちょうどいいタイミングを計って、ロースターから豆を取り出します。

ロースターから上げるタイミングは、とっても大切!

『よし、今だ!』って感じです。温度や時間はあくまでも目安で、私自身が判断します。

でも、豆が、『今だよ!』って教えてくれている気もします。

焙煎後のハンドピック。ちゃんと焙煎できなかった豆や焦げてしまった豆を取り除きます。

焙煎が進まないように、冷まし、その後は、2回目のハンドピックです。

残念ながら、上手に焙煎できなかった豆を外します。

しっかり冷ました後は、計量してパッキングです。

更にしばらく冷まし、完全に冷えた状態で、パッキング。

お手元に到着したときから​おいしい飲み頃!

コーヒーの保存方法

コーヒー豆の美味しさは鮮度の良さ

コーヒー豆は生豆を火を使い焙煎することにより、よい香りが生まれ、コーヒーとして飲用していただけるようになりますが、焙煎後は、酸化が進み、鮮度が落ちていきます。焙煎から時間が経ったコーヒーは、コーヒーに含まれるの油分が酸化をすることにより味も香りも悪くなっていきます。

豆のままなら1か月、挽いた豆は2週間

挽いた豆は、できれば2週間以内くらいには使い切ってください。豆のままでしたら、1ヶ月ほどで使い切っていただくのが理想です。特に夏季は室内の温度も高くなるので、保存場所にもご配慮ください。冷暗所で保存してください。

密閉保存、冷凍保存もできます

1ヶ月以上長期に保存する場合は、密封して冷凍保存するのがおススメです。コーヒーは湿気を嫌いますので、冷凍庫から出し使用する際には、結露しないように気をつけてください。また、他の香りを吸着してしまうこともありますので、必ず密閉して保存してください。

コーヒーの淹れ方 〜ペーパードリップの場合〜

豆を挽きます。
ペーパードリップの場合は、中細くらいがおすすめです。
ペーパーフィルター(ろ紙)は予め湯通ししておき、
挽いたコーヒーをできるだけ平らに入れます。
この時、平らにするために、コーヒーを押さえつけないようにしてください。
中心部分に細くお湯を注ぎます。
ドリッパーからぽとぽとお湯が落ちてきたら、注ぐのをやめて
20~30秒ほど蒸らします。
ふっくらとコーヒードームができるのが新鮮な証拠!

2投目からは、「の」の字を
書くようにお湯を注ぎます。
必要な量のコーヒーが入ったら、ドリッパーにお湯が残っている状態で、
ドリッパーをコーヒーサーバーから外します。
白い泡は一見おいしそうですが、灰汁です。 
コーヒーサーバーに落ちるコーヒーが
玉のように水面を転がるのも、鮮度がいい証拠!