フェアトレード・チョコレートの価格・・・高い??でもおいしい!!

こんにちは、Teebomのイマイナホコです。
この時期になると、よく学校の先生や学生さんがフェアトレードのことについて知りたいとお店を訪問されたり、メールで質問を送ってこられます。

その時に必ず質問されるのは、「フェアトレードの商品はなぜ高いのか?」ということです。
そんなご質問には、私は、チョコレートを例に挙げてお答えさせていただいています。

今では、スーパーやコンビニでもフェアトレードのチョコレートが販売されていますね、例えば、イオン。

カラフルなパッケージで粒チョコが12粒(48g)入っています。価格は110円。ドミニカ共和国産のフェアトレード認証のカカオを使ったチョコレートです。とってもリーズナブルですよね。

では、私のお店のチョコレートは・・・ピープルツリーさんと第3世界ショップさん、それにわかちあいプロジェクトさんが輸入しているDivineのチョコレートをお取り扱いさせていただいています。

ピープルツリーの50gの板チョコが350円。イオンのチョコレートと価格を比較すると3倍以上です。もちろんピープルツリーのチョコレートも使用しているカカオや砂糖、ナッツなどはフェアトレード認証を持っています。

イオンのチョコレートもPeople Treeや第3世界ショップのチョコレートもみな同じフェアトレードのチョコレートです。ですから、一概に、フェアトレードのチョコレートは高い!ということは言えないですね。

でも、どうしてこのような価格差が生じているのでしょうか?
フェアトレードにどのような付加価値をつけるかということです。

イオンはスーパーマーケットです。さっと手に取って購入できるもの、そしてできれば価格もリーズナブルな方がいいですよね。コストを抑えて、大量に販売するのが売り手側の目的になっていると思います。ですから、イオンのフェアトレードチョコレートはコスパを優先しているんですね。

一方で、ピープルツリーや第3世界ショップのフェアトレードチョコレートは、カカオやナッツ、砂糖などの原材料は有機栽培されたオーガニック素材が多く用いられています。そして、それら素材を、スイス伝統のコンティ(練り上げる)という技法によりなんと72時間もの時間をかけてチョコレートにしているんです。なぜ、そんなに手間暇かけるのかというと、小さな生産者が丹精込めて収穫したカカオやナッツや砂糖だからこそ、より丁寧に大切に取り扱いたいという気持ちが含まれているからだと私は思っています。


*添加物が入っていないシンプルなレシピです。


包装紙の裏側には、製法について、そして生産者について記載がされています。
トレーサビリティの高い商品です。


使用されている素材はすべて有機です。


パッケージにはJASマークがついています。

そうして出来上がったチョコレートは、香料・乳化剤・着色料・保存料などの添加物が含まれておらず、口どけがとてもよく、美味しく、そして、安心してお召し上がりいただけると思います。

1年のうちで4か月くらいしか販売されないし、購入できる数量も限られているけど、ちょっと特別なチョコレート・・・だと私は思っています。

どうでしょうか?価格差の理由の説明になっていますか?
素材・製法にこだわり、手間暇かけて丁寧に作り上げることを購入する消費者が付加価値として認識して、「高い」と思わずに、これだけのチョコレートだから!「適切な価格」と思ってご購入をいただいているのではと考えます。
ご自分へのご褒美チョコ!大切な人へのプレゼント!ちょっとおいしいチョコレートが食べたいとき!それにフェアトレードだから!!そんなときにぜひお選びください。

私は、豊かさは選択肢が豊富にあることだと思っています。チョコレートで使用されている原材料のほとんどは途上国で栽培されています。遠く海の向こうで作られたものが、日常的に手に入る、そしていろんな種類を選べるということに感謝したいです。そんなことを思いながら、日々の買い物を楽しめたらと思います。

ちょっと特別なフェアトレード・チョコレート、ぜひ一度お味見ください。

YouTubeチャンネルでも、Teebomのこと、フェアトレードのことを5分程度のVideoで紹介しています。ぜひ、ご覧になってください。