こんにちは、Teebomのイマイナホコです。
先週末、インドのフェアトレード生産者グループMESHのSyamala(シャーマラ)から、
「コロナ感染が収まってきたので、来週初めから通常の50%のスタッフで工房での作業を再開できることに!」と連絡がありました。

かれこれ6週間くらいロックダウンで作業が完全にストップ。工房の多くのスタッフが新型コロナウイルスに感染する事態になったけど、皆早く仕事を再開したくてうずうずしているよ!という言葉を聞いて、私もうれしくなり、日曜日なのにメッセージを送ってしまったのですが、先方も同じ思いだったらしく、即返信が!!

べサニーテープを使った商品の最終のサンプルがそろそろできると言う状況でロックダウン&工房閉鎖になってしまい、私自身もあれどこまで進んだかな~と記憶が曖昧になってしまっていたのですが、月曜日の夕方、インドのSyamalaからメッセージが!!工房からサンプルの写真が届いたので、シェアするよ~!とのこと。

工房閉鎖まえのサンプル
再開後、最新のサンプル

工房が閉まる前と再開した直後に作ってくれたサンプルを比較・・・私からのリクエストを覚えていて、ファスナーは日本のメーカーの
メタルジッパーにしてくれていました。急いで作って、ファスナーの取っ手の先のタッセルをつけ忘れちゃった💦との報告もありました。このトライアングルポーチは小さいのでこのメタルジッパーを付けるのが難しかった、チャレンジングだったけど、何とかきれいに付けることができた!また、1つできることが増えた!!と久々の仕事をとても楽しんでくれている様子だと、Syamalaが伝えてくれました。

べサニーテープは、ハンセン病の患者さんとその家族が暮らすコロニーでとてもユニークな方法で織られている細長い織物のことです。
とっても楽しそうに作業をしている様子が身近なビデオになっていますので、紹介させていただきます。

最も幅広な織物で10センチ。Teebomではこれをコースターとして販売させていただいています。とにかく、皆さんこの作業が大好きなようで、せっせと織っています。バッグなどの大きなものを作るときは、このテープを重ねて縫い合わせていきます。なんとミシンは足踏み式です。

ワクチンはアストロゼネカ製で、1回目の接種が終わったようです。2回接種しないと感染を防ぐことが難しいようですので、まだまだ安心はできない状況ですが、それでも仕事ができる喜びは大きいようです。作り手の気持ちもしっかりと受け止めながら、日本のお客様にも喜んでいただけるお品物を作れるよう、Syamalaと協力して、焦らず、でも着実に商品作りを進めていきます。

近いうちに続報をお伝えできると思います。

現状は、べサニーテープのお品は、先ほどご紹介した、コースターのほか、縦型のトートバッグを販売させていただいています。

べサニーテープをショルダーストラップにした縦型トート

7センチ幅のべサニーテープをショルダストラップに使用しています。幅広なので、重たいものをいれても肩に負担が少ないです。