こんにちは、Teebomのイマイナホコです。
今日は、静岡市北部生涯学習センター美和分館で「買い物から考えるフェアトレード」と言うタイトルで2時間の講座をさせていただきました。実は、昨年の美和分館さんからご依頼をいただき、今回で2回目になります。
事前に担当の方から様々なご要望をお聞きし、また参加者の方たちにフェアトレードを五感で体感してほしいと思い、かなり内容を練り込み、準備もしてきました。
でも、参加申し込みはわずか4名の方、そして当日2名の方が欠席・・・参加者2名の講座になってしまい、美和分館のセンター長さんと担当者の方が参加者としてご参加くださり、なんとか講座を実施できました。
上の写真に写っていらっしゃる方がすべての参加者です。最初はどこを見て話したらいいのか、声のボリュームは、プレゼン形式でなくても??などと思い、ちょっと戸惑ってしまったのですが、せっかくご参加いただいた方に「参加してよかった」って思ってもらわないと、と気持ちを切り替えてスタートしました。
上の写真は、フェアトレードを味覚と香りで味わっていただこうと、アールグレイの羊羹と水出しの紅茶(ローズ)、水出しのコーヒーを試食・試飲していただいている様子です。こんな風に座談会のようにお話ができるのも少人数のお陰!参加してくださった方とフランクにお話ができて、距離感を縮めることができたのがとてもよかったです。
そしてワークショップはブロックプリント生地を使ったくるみボタン作り、これも、1つのテーブルで、「この柄がいい!」とか「あれ、これはどうするの?」とかワイワイと楽しくできました。皆さん作ってくださったくるみボタンにゴム紐を通し、ブックバンドにしたり、バックパックにチャームとして付けたりと気に入っていただいたようです。とてもアットホームな雰囲気でした。
そして、最後は、インドのSyamalaとWhatsAppを使ってテレビ電話。スクリーンに映っているのがSyamalaです。彼女のフェアトレード生産者グループへの思いや、自分自身の役割、そしてモノ作りで大切にしていることなど聞いて、参加してくださった皆さんも力強くうなずいてくれた様子、とてもうれしかったです。
ただ、やっぱりフェアトレード講座は人気がないんだな・・・と言うことを痛感。美和分館のセンター長さんや担当者の方は、「参加してみると、楽しいし、気付きもあるし・・・でも、難しいって、ハードルが高いって思う人が多いんでしょうね・・・」とのこと。
講座の準備は、なかなか時間がかかります。私1人ではできないところは、サポートをしてもらう必要があるので、その調整をしたり、そして試食や試飲の準備、更には、2時間の講座で話すことをまとめ、夜な夜な1人で練習したりと・・・でも参加してくださる方が少ないなら、やめてしまってもいいんじゃないかって思うこともしばしです。
でも、でも、でもですね、やっぱり大切なことなんです。私たちが美味しい珈琲が飲めたり、チョコレートを食べることができたり、着心地のいいコットンのTシャツを身に付けることができるのは、遠い遠い海の向こうのコーヒー農家さんやカカオ農家さん、コットン農家さんがいるおかげなんです。その人達が作ってくれている大切な生産品をこれからもずっと購入して、楽しませていただきたいので、参加者が1人でも講座は続けて行こうと改めて思いました。
落ち込んでなんていられません。また、次の講座の準備をします!Vamos!