こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
今年(2023年)2月6日に、トルコ南東部を震央とした地震で、南隣のシリアでも大きな被害が発生しました。特に、内戦中のシリアでは支援の物資を運ぶルートが閉ざされていたり、災害ボランティアの派遣が難しかったりととても厳しい状況にあります。
被災後3か月たった時点での国連のまとめには、シリア北西部では今も5万3000世帯が、簡素なテントなどでの暮らしを余儀なくされており、国連はより耐久性の高い仮設住宅が必要だと訴えていて、生活再建には程遠い状況とのことです。
Teebomでは、震災直後から、当店で開店当初からお取り扱いをしている「アレッポの石鹸」に何かできることはありませんか?とお問い合わせをさせていただきました。アレッポはトルコに非常に近いシリアの港町です。内戦で大きな被害があり、10年前には多くの人が一時は難民キャンプに避難している状況がありました。今回の地震で、内戦で空爆され半壊状態だった建物の多くが崩れ、被害が大きくなったと聞きました。
そこで、5月31日までの間、アレッポで被災した人たちの支援になればと、店頭に募金箱を置かせていただき、お客様のご協力をお願いしました。
そして先日、集まった募金を「アレッポの石鹸」のトルコ・シリア支援口座へお送りしました。多くのお客様からご支援をいただき、ありがとうございます。
アレッポの石鹸では、被災した方たちに食糧支援を行うなど直接支援型の支援を行ってくれています。また、当店も、東ティモールコーヒー豆やアールグレイ羊羹などでお世話になっているパルシックなどとも協力をして支援を今後も継続していくとこのことです。
支援の詳細はアレッポの石鹸のニュース『トルコシリア大地震支援販売と支援状況のご報告』からご確認いただけます。
フェアトレードショップTeebomでの募金活動はいったん終了しますが、アレッポの石鹸やパルシックの商品をご購入していただくことで、被災地や被災した人たちを支援しているNPOなどの支援が継続できますので、引き続きの応援をよろしくお願いいたします。