こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
お店をやっていると、日々いろんなことがあります。Teebomは静岡市葵区の駿府町という駿府城公園の東側の北街道という幹線道路沿いにあります。古い商店街のはずれにある小さなお店なので、開店から14年になりますが、そんなに知られたお店ではありません。お客様のほとんどは常連さんです。ありがたいです。
もちろん新しいお客さまもご来店くださいます。先週の土曜日は、商店街の中心部で月に一度のマルシェがあり、当店の近くでは、春と秋に開催される「しずおかひと箱古本市」が開催され、にぎやかになりました。
そんな時に、飛び込みのお客さまがいらっしゃいました。ディスプレイしてあったフェルトのバッグが気になったようで、手に取って眺めたり、鏡でご自身と合わせてみたり、とても気に入っていただいたようでお買い求めくださいました。
レジで手続きをしているときに、私は、「この商品は、ネパールの女性の就労支援と経済的な自立をサポートするためにフェアトレードで取引されたものです」と説明したところ、
『フェアトレードなんてどうだっていいの!私はこの商品が気に入ったんだから!!』と
私は、ちょっとびっくりしてしまい、そのあと、そのお客様をどうお見送りさせていただいたか、あまりはっきり覚えていないほどです。
お店をしているといろんなことがあります。いろんなお客様がいらっしゃいます。お店を始めたばかりのころは、珍しさからでしょうか・・・いろんなお客様がご来店くださいました。
『フェアトレードなんて儲からないんだから、早くやめた方がいいんじゃない』
『フェアトレードって偽善!安く買ったものを高く売る方法なんでしょ!』
なんてことをご来店された方から言われて、落ち込んだことも・・・
それでも続けてきたことで、当店・私のフェアトレードへの考えやお店の運営方針をご理解いただき、応援してくださる方が常連さんになってくださったことで今日があります。
ですから、久しぶりに「フェアトレードなんて・・・」って言われてしまい、ちょっと面喰いましたが、そのフェアトレード商品を気に入って、とても気に入ってくださったんだから、そこはやっぱり感謝しないとです!
いくらフェアトレードでも商品に魅力がなかったら、お客様に手に取ってはいただけないんですから、やっぱり、いい商品作りをすることが一番大切なんです。
フェアトレードだからって甘えてはいけないんです。適切な価格で取引されているとはいえ、安い商品が多くある日本では、また若い人たちからすると「高い」って思われがちなフェアトレード商品。それを、この価格を払っても、購入したい!と思ってもらえるような商品を作ることが私にとって最も大切なミッションなんだとと改めて思いました。
まだまだ未熟です。叱咤激励引き続きよろしくお願いいたします!
Youtubeでもお話しさせていただいています。よろしかったらこちらも!