こんにちは!フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
5月は「フェアトレード月間」です。ある調査結果では、10代の約80%がフェアトレードについて知っていると回答したのに対し、60代以上ではフェアトレードを知っている人の割合が40%未満でした。なぜこのような数字になっているかと言うと、10代などの若年層の世代では、学校の授業で、例えば、社会科、地理、英語、家庭科などでフェアトレードを学ぶ機会が度々あるからです。50代の私はもちろん学校でフェアトレードは学んでおらず、海外で暮らしていた30代の時に、タイの雑貨屋さんで見かけた商品がフェアトレードの商品で、これは何だろう??と思って調べたことからフェアトレードへの関心が高まっていきました。

そして、フェアトレードを自らのライフワークにしようと43歳の時に、オーストラリアのシドニー大学のビジネススクールに入学し、社会企業について学びました。修論を書く際に、身近な人たちに『どんな時にフェアトレードの商品を購入しますか?』と質問をしたところ、

1位. 好きなコーヒーはフェアトレードを選ぶようにしている。カフェでバリスタが進めてくれると、少しだけ高いがフェアトレードのコーヒーを必ず選ぶようにしている。と言う、好きなものはフェアトレードで!と言う回答が最も多かったです

2位。プレゼントを選ぶときにフェアトレード商品から選ぶようにしている。オーストラリアではクリスマスと誕生日には家族や親しい友人には必ずプレゼントを贈ります。そのような時に、できるだけフェアトレード商品から選ぶと回答した方が2番目に多かったです。

私のお店でも、そんな傾向が強いですね。自分用はもちろん、できるだけフェアトレードのことを知ってほしいのでプレゼントに選ぶようにしています。と言うお客様も多いです。

ただ、先に示したフェアトレードの認知度からもわかるように、消費を最もする年齢層がフェアトレードを知らない状況はここ数年ずっと変わらず、フェアトレードが広まらない要因になっているように感じます。

そんな時、こんなお客様が!

『孫が学校の宿題でフェアトレード商品について調べるようにって…』と言うご夫婦が来店くださり、コーヒーをお求めくださいました。そのご夫婦は、毎日飲むコーヒーはフェアトレード!と決めてくださったようで、それ以来、定期的にご来店くださるようになりました。

そうだ!!お子さんやお孫さんが学校で習ったことをご両親やおじいちゃん、おばあちゃんに話してあげればいいんだ!そして、10代のお子さんでもお求めやすい商品を作って、『これがフェアトレードだよ』とプレゼントできるようにすれば、もっと伝わるんじゃないかと!!ひらめきました(笑)

で、自家焙煎珈琲のドリップバッグを作るようになりました。そして今回は、ドリップバッグのブレンドも作ってみました。1個120円~130円なので、小学生や中学生のお子さんでもお小遣いでお求めいただける価格です。お店の入り口には、手に取りやすいようにディスプレイもしています。

「フェアトレードって??よくわからないから、まあいいや」とか「ちょっと偉そうだよね・・・」なんて声がお店の前を通る方たちからも聞こえてくる現実もあります。中には「フェアトレード、懐かしい~まだやってんだっ!」なんて言われたりもします😿

そんな風に思っている方も、1度でいいからフェアトレード体験してみてください。

今日はそんな思いも込めたYoutube TEEBOM'S VIDEOです。

Teebomのフェアトレード商品はオンラインショップからもお求めいただけます!ぜひご利用ください。