自家焙煎珈琲の新しいラインナップをご案内！

こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
日頃より当店を応援くださり、誠にありがとうございます！

2月になりました。少し前のblogでご連絡をさせていただきましたが、本日から自家焙煎珈琲の値上げをさせていただきました。
これまで１００ｇ、４５０円だったコーヒーは５００円に、５００円だったコーヒーは５５０円に・・・
価格を変えることはここ何か月もずっと考えて結論しました。皆様のご理解を賜れましたら幸いです。

加えて、新商品＆リニューアル商品も今日から販売をスタートいたしました。

ということで、今日のblogでは、コーヒーのラインナップをご案内させていただきます。

まずは、新商品、名称が長いのですが、『オーガニックのタンザニア・ジェヌインキリマンジャロのピーベリー』です。『タンザニア・ジェヌインキリマンジャロ』と同じ生産者グループの中の更に小さな２つのグループが栽培・加工している豆です。

通常は１つのコーヒーチェリーの中に２粒の豆（平豆）が入っていますが、ピーベリーは１粒のみ。一人っ子のお豆です。そのため、豆が俵型をしています。日本語では「丸豆」と呼ばれています。コーヒー全体の中でわずか３～５％しか採れないとても貴重な豆です。

平豆と同じ木から採れる豆です。加工する際に、形を見極め、１粒１粒ハンドピックして、ピーベリーを集めるんです。

今回、販売を始めさせていただくピーべりーは大粒で、大きさもそろっていて、焙煎した時にとても均一にきれいに焼けます。ですので、雑味が少なくとてもクリアーな味をお楽しみいただけます。

肝心の味わいですが、私個人的には、『味変コーヒー』と呼んでいます。淹れる温度でかなり味わいが変わります。高温のお湯で淹れると、キリマンジャロ本来のフルーティーな風味に加えかなりがっつり苦みを感じます。少し温度を下げると甘みが感じられます。

このコーヒーは、直接支援型フェアトレードという仕組みにより生産されています。

タンザニア・キリマンジャロを栽培している生産者たちの住む地区は、２００９年当時、５歳未満の子供の死亡率が１１％と非常に高く、それを理由にさらに子供を出産するという悪循環がありました。母体の負担を軽減するため、そして小さな命が失われないよう、生産者に母子保健衛生教育プロジェクトを開始。このプロジェクトでは、各家庭へ衛生指導員が巡回し、病院受診を促すなどを行った結果、２０１２年には生産者グループが暮らす地区での年間乳幼児死亡率は０％を達成することができたそうです。これからの変化を受けて、現地からは教育の必要性への理解を得ることができ、その信頼から本プロジェクトが継続でき、良質なコーヒーの栽培を継続することが可能となっています。