フェアトレードの将来・・・

こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
新型コロナウイルス感染拡大を防止ため、自宅待機、イベントなど開催中止、移動の自粛などいろんなことが制約を受けていますが、早朝の散歩や庭先でのラジオ体操などしてできるだけ体を動かすようにしています。でも、おやつの量は増えてしまいますね・・・(笑)

さて、今日のブログはちょっと重い内容です。

少し前に、クラフトリンクさんが43年続けてきたネパールやバングラデシュのフェアトレード雑貨の商品の取り扱いを終わりにした内容のブログを書きました。

 

今回も残念なお知らせです。

Teebomのコーヒー生豆は、主に、Alter Trade Japan(オルタートレードジャパン、ATJ)から購入をさせていただき、自家焙煎してお客様に提供させていただいています。ATJはフェアトレードや民衆貿易を大切にし、生産者が抱える課題を生産・経済活動によりサポートする社会企業です。

Teebomでは、コーヒーの生豆以外に、フィリピンのマスコバド糖やパレスチナのパレスチナのオリーブオイルなどを販売させていただいています。

そして、ATJは、英国のTWIN Tradingと言う1985年に設立されたフェアトレード認証ののコーヒーやカカオを取り扱う社会企業とのコラボレーションにより、フェアトレード認証を持っているコーヒーを輸入していました。大人気のDivineのチョコレートもこのTWIN Tradingがガーナのココア生産者といっしょに立ち上げたものです。

ところが、このTWIN Tradingが昨年の10月18日に『ここ数年の顕著な経済的な苦境により、これ以上事業を続けていくことが不可能となりました。』とアナウンスメントを発表し、2019年末で、150万ポンド(約2億円)の損失をだし、倒産しました。

幸い、同じようにフェアトレードやオーガニックのコーヒーを取り扱う、米国のSustainable Harvest社が、TWIN Tradingを買収し、これまでと同様の事業内容をこれまでのスタッフで続けられるようになりました。

が、TWIN Tradingが経営破綻をしたという事実は残ります。SDGsの推奨、フェアトレードやエシカルなどの用語が盛んに使われている状況が続いているにも関わらず、経営破綻・・・世の中の消費に対する考え方も変わってきているのかと、変わってほしいと思いながら、細々とですが、フェアトレード専門店を継続していますが、シャプラニールのフェアトレードからの撤退やフェアトレードコーヒー・チョコレートを世界各地に広めてくれたTWINの倒産は、とてもショックです。

私個人的には、フェアトレードは開発途上国の多くの小さな生産者の自立をサポートしていく仕組みとして有益だと思っています。ですから、このフェアトレードの仕組みが延々に続くのは好ましくないとも思っています。ルワンダの生産者グループのように、いつかは自力で立ち上がり、フェアトレードを卒業していくのが理想です。(ルワンダのことは、またどこかで書きますね)でも、その生産者が卒業する前に、サポートしている側が倒れてしまうのは、とても残念だし、生産者にとっても大きな不安になると思います。幸い今回は、Sustainable Harvestのお陰で、その不安は解消されました。

地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。作り手も、それをサポートする人たちも、販売する人たちも、購入する人たちも、誰一人取り残さない・・・夢のようですが、現実になってほしいと思います。

新型コロナウイルス拡散防止で、お店も開店休業中なので、時間が有り余って、余計なことを考えてしまいます・・・(苦笑)

美味しいコーヒーが飲めることに感謝しながら、お客様にも広くフェアトレードやサステイナブル・コーヒーについて知ってもらえるように草の根活動を継続していかなくっちゃ!!と気持ちを新たにこれからも頑張っていこうと思います。

自宅で仕事しながら、家事をしながらフェアトレードのコーヒーをもっと多くの方に楽しんでいただければと思います。新鮮なコーヒーをお届けするために、せっせと焙煎しますね!!