フェアトレードショップの存在価値って?

こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。

このところ、フェアトレードやSDGsのセミナーや大学・高校などの出前授業に呼ばれることが増えてきて、お店の営業の合間などを見計らって、セミナーや授業準備をしています。

自分の思い込みだけでは、せっかく学びに来てくださった方や学生さんに申し訳ないので、ちゃんと下調べをしたり、過去に使ったデータを最新版に入れ替えたりしています。そんなことをしている中で、ふと疑問に思ったのが「フェアトレードショップ(専門店)の存在価値」について・・・

NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューション株式会社が行ったフェアトレード商品に関する調査結果に『フェアトレード商品の購入場所』についての問いがありました。

最も多いの「コーヒー専門店、カフェ」で全体の約3割を占めています。フェアトレード商品の中で圧倒的に流通量が多いのがコーヒーなので、これは納得。

次に、自然食品の店、インターネット、雑貨屋、スーパーマーケットと続きます。ふ~~ん、そうなんだ・・・と思い、その次にやっと登場するのが、私が営んでいる「フェアトレード専門店」

【図3-1】フェアトレード商品の購入場所

自然食品のお店では、フェアトレード商品を扱っていることに何ら不思議はなく、私のお店でもフェアトレード商品であり、かつ自然食品(オーガニックのドライフルーツやナッツ)などを扱っているから、取り扱い商品に共通点があることは理解できる。

でも、雑貨屋さんやスーパーマーケットの方が、専門店よりフェアトレードを購入されている場所として上位にあることが、なんだか納得いかない・・・もちろんスーパーでもフェアトレードのチョコレートやコーヒー、紅茶などを扱っているし、店舗数やお客さんの数は圧倒的に多いから対抗できないのはわかっているけど・・・なんだかね~と思ってしまう。

というのも、以前こんな経験をしているから・・・

とあるスーパーに行って、店員さんに

「フェアトレード・チョコレートはどこにありますか?」と私、

店員さんは、「え~~っと、ちょっとお待ちくださいね、店長!、あのフェアなんとかってチョコレートは・・・」と

店員さんから声をかけられた店長さん、
「あ~あれね、あの面倒くさいやつ・・・あ~あそこ、あそこ・・・」と店員さんに説明

その会話を店員さんの後ろで聞いていた私・・・内心、『これじゃあ、フェアトレードは無理だな』なんて勝手に思ってしまいました。

そんなスーパーに専門店が負けるなんて・・・と納得いかなかったんです。

【図3-2】購入したことのあるフェアトレード商品の種類

上のグラフは、「どんなフェアトレード商品を購入したか?」という質問の回答です。圧倒的に食料品。となると、やっぱりスーパーや自然食品の店になるかな・・・とちょっと納得。

それとこの結果を見て思ったのは、食料品は日々食するもの、コモディティです。フェアトレードのコモディティってことは、日常にフェアトレードが入り込んでいるということの裏付けにもなっていると!そうそう、これはいいこと!!

日々忙しく暮らしている私たちにとって、食品などのコモディティはできるだけ効率的に購入したい、そしたらやっぱりスーパーマーケットで購入するのが一番効率がいい。フェアトレードのコーヒーを購入したいからと言って、わざわざ遠方にある専門店にはなかなか足を運ぶ時間も余裕もない・・・そうだよね~私の生活圏なんて半径1キロ未満だし・・・なかなか行きたいと思っても、生活圏以外のところで買い物をするって意外とその機会がないな~~

自分のことを振り返ってみて、やれやれ納得。そう言えば、Teebomに来てくださるお客様の中には、結構遠くから通ってくださる方がいらっしゃる。

『ここのコーヒーがおいしくって。それにフェアトレードだしね』
『このお店を応援したいからね!』
『プレゼントを選ぶときはTeebomで、って決めているから』

とてもありがたい!ありがたすぎるほどありがたい!!

こうやって応援してくださっているお客様がいらっしゃる限り、お店の存在価値はあるんだ!

時々、学生さんが課題と称して、こそこそって写真だけとって「ラッキー、これでOKだね」って
はたまた、フェアトレードのことを教えてくださいって質問攻めにされて、2時間もしゃべり続けて、「お話ありがとうございました~」って1つも買い物をしないでお店を出て行く学生さんに呆気にとられたりするるけど、それもフェアトレード専門店の宿命ってことにして、私はこれからも頑張っていこうと思います!