こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
12月2日(土)3日(日)は、ファトレード、児童労働、多文化共生などなどについて話したり、ワークショップをしたりする講座を行わせていただきました。

両方の講座で私と一緒に登壇してくれたのは、清水区在住のガーナ人のチュムさん!日本に来て3年と少し・・・日本語はまだまだですが、一生懸命準備をして、ご来場してくださった参加者の皆さんの前でガーナのことについてたくさん教えてくださいました。

私自身は、南西アジアやオセアニアの滞在が長いのですが、アフリカは全く未知・・・唯一、ガーナの北部で作られているバスケットを購入しようとフェアトレード生産者グループとコンタクトをし、商品購入のため前払いまでしたのですが、結局1つも商品が届かず、その間、在東京のガーナ大使館や在ガーナの日本大使館に助けを求めるも、残念ながら・・・「よくあることですよ」と解決に至らず・・・という経験があることのみで、実はアフリカは難しい・・・わからない・・・と勝手に思っていました。

ご縁があり、チュムさんとタッグを組んで講座をすることになったのですが、やはり不安・・・そこで、8年前から毎年お邪魔している蒲原生涯学習交流館であれば、ご参加くださる方も慣れていらっしゃるので、きっと温かくフォローをしてくれるだろうと12月2日の講座をチュムさんと行う初講座にしました。

なかなか会って打ち合わせをすることができなかったので、WhatsAppという、LINEのようなアプリを使って話したり、資料を送ったりしましたが、最初は、約束した時間になっても連絡が付かない、資料を送っても既読にならない・・・と焦りましたが、まあ彼なりのペースがあるんだろうと・・・ただ、だんだん講座の日が近くなってさすがにこれはまずい!!!と思い、遠慮なくガンガン電話をし、たくさん話しました。

チュムさんの方も遠慮がちだったのが、慣れてきて、英語の会話であればいろんなことを話してくれるようになりました。ガーナでの生活、日本に来てからのこと、実はフェアトレードや児童労働について知らないことなど、どうやら講座のトピックについて自分に知識がないことを不安に思っていたようです。

私が、チュムさんには、ガーナの食べ物、衣装、文化などを担当してもらうから、フェアトレードや児童労働は私の担当なので心配しないで!というとホッとしたようでした。

やはりコミュニケーションが大切。講座をやることばかり気にしていて、チュムさんの気持ちを置いてけ堀にしてしまっていたようです・・・(反省)

当日は何を着ようかと事前に、ご自身が持っているガーナの民族衣装の写真をいろいろ撮って、私にシェアしてくれました。ダンスの動画もいろいろ送ってくれて、これを見せてほしいとか、このダンスの時にこの衣装を着るんだ!と、だんだんエンジンがかかってきました。

2日は清水区蒲原生涯学習交流館で、3日は葵区番町市民活動センターで、内容は若干異なりますが、ガーナのこと、おいしいチョコレートの背後にある苦い物語、ガーナのカラフルな生地を使ったワークショップなどを2時間で行い、手前みそになりますが、ご参加くださった皆さんに楽しく学んでいただけたかと思います。

チュムさんの日本のご家族にもたくさんのサポートをいただき、彼も心強かったのでは!私は2日連続だったので、さすがに少し疲れました。でも、頑張って準備をしてきたことがまた自分自身の学びの機会になって、ガーナのことについてもっと知りたくなりました。

今回の講座で2つのワークショップを行ったのですが、これについては、また次回のブログでご紹介させていただこうと思います。(To be continued...)

Youtubeでも講座のこと話していますので、よかったらこちらもご覧ください!