浜松の文芸大学でお話してきました。

こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。

先日は、浜松市にある静岡文化芸術大学に行ってきました。少し前にもお邪魔したのですが、その時は、フェアトレードのセイロン紅茶の商品開発から輸入、販売までの流れをお話させていただきました。

今回は、藤枝のア・テ・スエ!さん浜松の晴天さん、それから文芸大の学生さんが起業したコルポナさんと私の4人がそれぞれに「ショップ経営を巡るライフヒストリー」をお話させていただきました。

ア・テ・スエ!さんと晴天さんには、Teebomの珈琲や紅茶、雑貨などを卸させていただいているので、商品のことなどはお話させていただいてはいたのですが、なぜお店を始めたのか・・・続けるためのモチベーションは・・・などについて聞かせていただけて、とても有意義な時間でした。

この授業は文芸大の武田先生が担当されているのですが、授業の中でフェアトレードの市場は2007年は73億、2015年には265億と3倍以上になっているが、ここ数年は、ゼンショーホールディングス(2015年の売上は90億で、総額の34%を占める)などの大企業による販売が増え、小さなNPOや事業者による販売額はむしろ現状傾向にあるとの説明を受けました。

う~~ん、そうなんだ・・・厳しいな・・・でも、小さな小売店にもそれなりに役割もあるに違いないと!
そんな状況で、フェアトレードの小売店を続けるのは、なぜなんだろう・・・ア・テ・スエ!さんや晴天さんのお話に共通していたのは、『好きだから!』私も『好きだから!』続けています。

幸せなことです。好きなことが仕事になるんですから!もちろん大変なことも多いし、もう続けられない・・・と思うこともあります。でも、幸せなことです。お店は、必ずしもいいロケーションではないし、しかも古くて小さいし、それでもお店にいることが私は大好きで、ディスプレイや、お客様へ商品をお勧めするのも苦手なのですが、(11年もやっていて、今更ですが・・・💦💦)お客様とお話するのは大好きで、インドやペルーの生産者グループといっしょに仕事をするのも大好きで・・・テナントではありますが、『一番落ち着ける場所』なので、ついつい休みの日もお店に来てしまいます。

いろんなことを1人でやって大変ですね~なんて言ってくださる方もいらっしゃるのですが、それも好きでやっていることなので、幸せだな~と思います。本当は、もうちょっとお客様が大勢来るといいな~とか売上が上がるといいな~とも思いますが、すべてが希望通りにはいきませんよね(笑)

晴天さんが授業の中で、「フェアトレードを流行りで終わらせたくない!」っておっしゃっていましたが、まさにその通りです。私も大きく成長することよりも続けることを大切にしてきました。

*写真、左から晴天の三室さん、文芸大の武田先生、アテスエの柿崎さん、私(Teebomのイマイ)、コルポナの松本さん!

学生さんから実店舗のいい点は顔が見える関係が構築できることですが、ネットショップだとそれが難しいのでは・・・と言う質問がありましたが、私としては、実店舗もOnline Shopもあまり変わりません。最初は、学生さんと同じような意見でしたが、実際にOnline Shopを始めてみると、お客様との接点はかなりあるんです。お渡しは必ず手書きのメッセージを納品書に書くようにしているのですが、お客さまもご注文を下さるときに、前回ご購入くださった商品の感想や、近況などを書いてくださったり、はたまた葉書や手紙を下さるお客様もいらっしゃいます。とてもうれしいし、励みになります。

仕事って生きていくためには必要なことなので、お金を得る手段と割り切って考えることもできますが、1日の起きている時間の半分以上は仕事をしているので、できる限り、楽しく有意義な時間にしたいと私自身思っています。

ですから、学生さんたちには、最初から「難しそうだから・・」とか「無理じゃない・・・」と行動を起こす前に決めつけてしまうのではなく、チャレンジして、工夫して、臨機応変に経験を積んでいくことが大切だと、今日の授業では感じてほしいと思いながらお話をしました。

フェアトレード論と言う授業でしたが、4人の店主のライフヒストリーをお話させていただき、『四者四様』みな、動機も、仕事の仕方も異なっていますが、同じ目標に向かって頑張っています。仲間がいるってことがとても幸せ感じられる1日でした。

そうそう、今日お邪魔した静岡文化芸術大学はアジア&日本初のフェアトレード大学です。売店には、フェアトレード商品を販売するコーナーがしっかりとありました♪

 

文芸大の売店にあるフェアトレードコーナー!