こんにちは、Teebomのイマイナホコです。
今日ご紹介する「草木染ウッドブロックプリント」のファブリック(生地)は、Teebomでは開店当時から、地元の作家さんとコラボしたオリジナルのデザインを作ったり、また、生産者が所有しているブロックを活用し、色を変えてプリントしてもらうなどして、ずっとお取り扱いをしてきました。
が・・・コロナ禍で手作り布マスクを作る方や、Stay Homeでできた時間でミシンを使った手作り品を作る方が増え、このところお問い合わせをいただくことが多くなりました。
そこで、このファブリックについてちゃんとご紹介させていただきます!
現地では”Kalamkari(カラムカリ)”と呼ばれていて、手彫りをした木製のブロックに植物性の染料をのせ、判子を押すように染付をしていく伝統的な技法です。漂白していない生成りの綿や絹(Teebomでお取り扱いしているのは、みな「綿」です)に染めていきます。
*Teebomオリジナルの生地です。4色で染めたので、ブロックは4つ!
使用するブロックは、人の手で扱える大きさなので、大きくても20センチ×20センチ程度。
色は4色まで!と言われています。例えば、4色を使ったデザインの場合は、ブロックを色ごとに分けて染めていくので、ブロックは4つ、同じ場所を4度、色をのせていくことになります。
一度の染める生地は、20メートル!気が遠くなるような作業です。
大変なのは染めだけでありません。染料をのせただけでは、ちゃんと染まらないので、媒染と言う工程がまた大変です。主にミロバランと言う、これも植物ですが、これを使用して、化学反応を起こし、色を変えたり、色が定着するような作業があります。
そのために、何度も、川で、生地を洗ったり、太陽に当てて乾かしたり・・・なんと生地ができるまでに23もの工程があるそうです。
そんな気の遠くなるような作業を経て、出来上がった生地は、それはそれは、素敵です!
ブロックがずれていたり、染料がかすれていたりしているのが、とってもいい感じなんです。
また、すべて自然由来の素材を使用しているからでしょうか?派手さはありませんが、
しみじみと味わいのある色逢いです。
この生地を使って、友人が夏用のブラウスやマスクを作ってくれました。
薄手でとても軽い生地ですが、透け感はなく、はりもあります。
端切れで、バレッタも!
生地の肌さわりがとてもいいので、マスクにしてもGood!!
自分時間を使って、オリジナル品を作ってみませんか!!
詳細、ご注文はこちらから!
ウッドブロックプリントの新商品、あづま袋をYoutubeでご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。