こんにちは、Teebom店長のイマイナホコです。
留学について書いています。
その1では、「何を学ぶ?」と言うことについて、私自身が思っていることを書きました。
英語を学ぶために留学って・・・留学の動機としては一番多いのかと思いますが、日常英語なんて、その土地に住んでしばらく暮らしたら1,2か月もしたら普通にできるようになるので、1か月程度の短期留学ならいいのですが、
年とかになると学びたい何かが必要になると私は思っています。
そして前回のブログでは『留学について その2 』と題し、学ぶ環境について書きました。
日本との環境の違い、学生だけでなく、日本人みんなが苦手としている「私はこう思う!」「私はこうしたい」ということを表現することの難しさとそれを克服して、留学を楽しもうと言うことについて書きました。
そして3回目の今日は、「いつ?」私は、43歳でシドニー大学に留学しました。
20年仕事をする中で、学びたいと思ったことができ、それを実行に移したのが43歳の時。
20年企業で仕事をしてきたことが幸いしたのは、留学にはかなりの費用が必要になるからです。
私が留学したオーストラリアにはたくさん留学生がいましたが、地元の大学生よりも2倍の授業料を納めなくてはいけません。
シドニー大学は私立ではなく、国立大学ですが、かなり高額でしたから、OL時代の貯蓄があってよかったと・・・。
ですから、大学生が休学をして、また、卒業してすぐ留学を・・・となると経済的な負担はご両親などが負わなくてはいけなくなります。
日本では、日本の学生が外国の大学に留学する際に使用できる奨学金が非常に限られていて、とても狭き門です。
ですから、ただ行きたい!だけでそうそう簡単に行けるものではありません。
幸い、交換留学などは、国内の大学が世界各地の大学と姉妹校提携などをして比較的行きやすかったり、大学や文科省がオファーするプログラムに参加をすると学費援助を受けられたりしますね。
加えて、交換留学だと、単位も交換してもらえるので、大学を休学せずに4年で卒業することも可能になる場合もあったりします。
様々なサポートプログラムがあっても、自分が行きたい学校・学部は該当していない場合も中にはあると思います。
そんな時は焦らず、その時まで日本国内で働いて準備をするという方法もあります。
海外の大学などでは、一旦社会に出てから学びたいことが見つかり、改めて大学に入りなおすとか、大学に入るために働いてお金をためて、何年も準備期間を経たのちに晴れて入学するとか・・・ですから、学生の年齢やバッググラウンドはほんと様々なんです。
日本でも、社会人が聴講生として学びたい授業に参加したりしていますが、実際に、働きながら入学して学びなおす、学位を取るということは
まだまだ機会が少ないと感じています。
先にも書きましたが、私は43歳で留学しました。
人それぞれいろんな思いがあり、環境に身を置いていますが、少なくとも、チャレンジしたい人がもっと自由に学べる環境が日本でもできるようになるといいなと思っています!