コロナ対策中の仕事の進め方!

こんにちは!暖かい日が続いていますね。
駿府城公園の桜は、散り始めてはいるものの、まだたっぷり花が付いていて、桜を堪能しながら散歩やジョギングができます。ありがたいです!

さて、日本以外の国々でも新たコロナウイルスの拡散を抑え込むために様々な対策が取られています。誕生日のプレゼントを用意して、3月下旬にオーストラリアのシドニーに住む姪のKico宛に小包を発送したのですが、中部国際空港郵便局に2週間以上足止めになった結果、私のところに戻ってきてしまいました・・・

スリランカの茶園からもサンプルが届かない・・・インドも同様・・・困ったなあ~と思いながらも、仕方がない。できることをできるなりにやるしかない・・・と半ばあきらめ気味だったところに、ペルーのMariaから連絡がありました。

「ペルーのLockdown(ロックダウン)は、当初の解除予定から延期されて少なくとも4月26日まで継続になりました」とのメッセージと共に、依頼してあった2つのサンプルの写真が貼付されていて、「編み手のリーダーが自ら撮影して送ってくれたもので、写真のクオリティーはあまりよくないけど、確認してください」と。

フェアトレードの生産者たちは、小さなグループや自宅の工房で作業をしている人たちがほとんどです。素材を入手するために外出することが難しかったり、新商品を作るためのワークショップを開催できずに、非常にもどかしい状況ではあるのですが、そんな中でもできることを着実に進めてくれていたのです。

いつもは、Mariaがいる首都のリマからバスで1日以上かかるモキーワに住むアルパカの編み物をしてくれているグループがサンプルを作ると、長距離バスのドライバーにサンプルをいれた荷物を託します。1日後に、Mariaがリマの長距離バスのターミナルに行って、モキーワから到着したバスの運転手さんから、託された荷物を受け取ります。

事務所に戻って、仕様書の内容とサンプルをチェックし、評価をします。問題がなければ、まずは、全体、詳細がわかる写真を撮り、私にメールで送ってくれます。この段階で問題が見つかれば、実物のサンプルを日本に発送してもらわず、モキーワに戻し、問題点を修正してもらいます。

でも、今は、長距離バスが走っていないため、サンプルが届きません。もちろん郵便もあるのですが、郵便サービスに信頼がおけないため、使用していません。

サンプルをリマのMariaが入手する方法がないので、編み手さんのリーダーがMariaから指示を受け、自ら写真を撮って、その写真を私がMaria経由で入手しました。

今回は、定番のベビーアルパカの2wayネックウォーマーに編み込み模様が入ったものと、オーガニックコットンの赤ちゃん用のおもちゃの”ガラガラ(ラトル)”の2種のサンプルを作ってもらいました。

定番の2wayネックウォーマーの新バージョン!

送ってもらった写真を私なりに評価し、Mariaにフィードバックしました。それをベースにサンプルを改良してもらっています。

これが私のフィードバッグ。こんなへなちょこなメモでも理解してくれることに感謝!

まだ実際のサンプルが届いていないので、適切な評価ができているかわかりませんが・・・1つ新しい進め方ができたのではと思います。編み手さん自身が自分が作ったサンプルについて、自ら写真を撮り、状況を説明してもらいました。それにより、私(発注者)が、どんな点に注意を払っているのか、何を求めているのかを理解するきっかけになったのではと思います。Mariaの負担が減るだけでなく、編み手さんがただ漠然と言われたように作業をするのではなく、「なぜこうしなくっちゃいけないのか」という理由が明確になったのではと思います。

新型コロナウイルスの感染拡大防止対策の中から生まれた苦肉の策ではあるのですが、生産者グループの自立のための1つのステップにはなるのではと思います。

みんな、距離は離れているけど、気持ちは1つ。一緒にがんばろう!!