もう11年前になりますが、私が日本に戻ってきて驚いたことは、いろいろあるのですが、その中の1つが飲み物の自動販売機が至る所にあり、中にはおしゃべりする機械もあって・・・道行く人がペットボトルを手に持ち、飲みながら移動していることでした。

ただ、飲み終わった後のペットボトル・・・これは一体どうなっているのでしょうか?
ペットボトルリサイクル推進協会によると約85%のペットボトルがリサイクルされているとのことです。

(https://www.petbottle-rec.gr.jp/data/calculate.html)

よくスーパーなどに回収用のBOXが設置されていますよね。集められたペットボトルは、ラベルをはがし、塩化ビニールを除外し、洗浄し、細かく粉砕するのだそうです。粉砕したものを「フレーク」と呼びます。この「フレーク」を使用して、再生商品が生まれます。卵パックやマウスパッド、カーペットやスーツなど様々に加工されているのだそうです。

こんな指摘もあります。

《実は日本は、プラスチック廃棄物の多くを、リサイクルとして海外に輸出しています。その数は、年間およそ150万トンに及びます。リサイクル処理には手間がかかるため、その人件費を日本では捻出できないことから人件費の安い海外に輸出しているのが現状です。》

Huffpost Japanの記事の引用

そんなことを知った私は、以前から取引のあるインド・チェンナイのフェアトレード生産者グループのマネージャから勧められた商品を思い出しました。

「ペットボトルをリサイクルして作った手編みのバスケット」です。
インド第4の都市チェンナイのスラムで女性たちがペットボトルなどの素材をリサイクルして作ったコードでバスケットを手編みしています。

スラムの中の集会場に集まって、作業をしています。

分からないところは、先輩に聞きながら!

ここで使われているコード上の素材が、ペットボトルなどをリサイクルしたものです。

Teebomでは、3種類の大きさのバスケットをインド・チェンナイのフェアトレード生産者グループBaladarshanから輸入して、販売させていただいています。
上の写真、上からMサイズ、Sサイズ、Lサイズです。

SとMサイズは、ライニング付きで内ポケットもあります。Lサイズは一重です。

実はこのバスケット、インドのチェンナイを舞台にした「ピザ!」と言う映画の中で使われています。

上のイメージは、「ピザ!」の主人公の兄弟のお母さんが仕事から戻ったところ。
手に持っているバッグ、それから壁にかけてあるバッグ、みなリサイクルPETバスケットです!

この話をBaladarshanのスタッフにしたら、「当然、知っているよ!ほかの英語でもつかわれているし!!」と自慢げに話してくれました。

リサイクルしたペットボトルで作ったバスケットの商品特徴ですが、
何と言ってもカラフル、それから丈夫です!
汚れてしまったら、水拭きをしてください。
ただ、一点だけ弱点があります。熱に弱いので、ストーブの前などには置かないようにしてください。

リサイクルしたペットボトルから作ったバスケット!この夏のエシカル・ファッションにいかがですか!この商品の詳細及びご注文は、下記からお願いします。

リサイクルPETのバスケット(Lサイズ)
リサイクルPETのバスケット(Mサイズ)
リサイクルPETのバスケット(Sサイズ)