こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
私は20代後半から約11年間スリランカに滞在していました。最初は、青年海外協力隊(JICAボランティア)として、その後は、民間企業の駐在員として・・・もういろんな経験をしました。仕事では社員に不当解雇だと訴えられて被告になったり、滞在していたホテルが爆弾テロに合って、慌てて逃げだしたり・・・日本にいたら絶対経験できない(する必要もないけど)ようなことが山盛りです。

大変なことも多かったけど、スリランカの人からいろんなことを教わり、助けてもらい、楽しく、かけがえのない時間でした。自然豊かで、一年中美味しい果物が食べられて、そうそう、今日本ではちょっとしたブームになっているスリランカカレーも毎日、いやいや毎食、1日3食堪能しました。

スリランカのカレーが大好きで帰国後もよくスリランカカレーをいただきます。幸運にも徒歩圏内にスリランカカレーのお店があるんです。上の写真は、日曜日にいただける「サンデースリランカカレープレート」です。

私の大好きなスリランカが、大変なことに!?!何と国が破綻???デフォルト???状態になってしまっているとのこと・・・ニュースでも取り上げられていますが、スリランカの友人や取引先の茶園の人たちに話を聞いてみたら、

「ガソリンがないので、バスが走っておらず、仕事に行けない・・・」
「赤ちゃん用の粉ミルク(スリランカではほぼ輸入に頼っているそうです)が買えない」
「1日17時間以上の停電…水も出ない・・・・」

など、深刻な状況が伝わってきました。
スリランカは日本と同様島国で、石油などのエネルギーは輸入に頼っています。また、ベビーミルクやおむつなどももちろん輸入・・・多くの食品、日用品など輸入に頼っています。世界情勢の影響を受け、また、誤ったリーダーシップにより、一般市民がとても大変な思いをしています。肝心の大統領は国外に逃げて、シンガポール到着後大統領を辞任し、コロンボで起こっていた若者たちの暴動は治まったそうですが、これからの復興が大変です。

日本も多くの食品やエネルギーを輸入に頼っています。世界情勢がこの先も不安定な状態で推移してしまうと、私たちの生活も脅かされてしまうかもしれません。こんな苦境な時に、「やっぱり世界はつながっているんだ」と言うことを実感している人も多いと思いますが、こんな時だからこそ、自分たちができる国際支援をしませんか?

Teebomではスリランカのフェアトレード商品を多数お取り扱いしています。どれも小さな生産者が一生懸命作っているものです。これまで以上に頑張って応援させていただこうと思います。皆さんもぜひ一緒に応援していただけましたら、とてもうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします!!

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ここから下の写真は、私が滞在していた時に撮った古い写真です。プリントしたものをスマホで撮影してデジタル化しました。今とは様子が違うかもしれませんが・・・現地の様子をちょこっとご紹介します。

街中の果物屋さんです。スリランカには13種類ものバナナがあるそうです。どれも甘くておいしかった~!

インド洋の囲まれた島国ですから、海産物も豊富です。市場では魚、イカ、エビ、カニなどいろんな種類の海産物が売られています。
ハエとの闘いでもありました💦

この象は、お寺で飼育されていましたね。左にいるのはゾウ使いです。毎年8月に行われるペラヘラ祭りでは、電飾でキラキラになって、街中を練り歩くんです。

下宿していた家の台所。かまどで煮炊きをしていましたから、ガスや電気は使っていませんでした。煤けていますが、美味しいカレーがここから生まれていました。

こちらは八百屋さん、きれいになべてありますが、販売方法は量り売り!ナス、カボチャ、カブ、ニンジン、ビーツ、ネギ、キュウリ、インゲン、チリ、ラームなどなど

お寺の様子。写真右側で熱心にお経を唱えている女子学生。この日は確か日曜日、賑わっています。

白い服装がお寺をお参りするときに正装です。おばあちゃんたちは遠方から参拝に来て、1日ずっとお寺で過ごします。お弁当持参です!

左は、私。30年前です!!!!!

活動していたムスリムの女性コミュニティのみんなで夕涼みをしたときの様子。一番左のお母さんの作ってくれるカレーが美味しくって、週に2回は食べに行っていました。

Youtubeでもスリランカのこと、発信していますので、よかったらこちらもご覧ください。