こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。

少し前のブログで新しいプロジェクトに取り掛かっています・・・とお知らせをさせていただきましたが、今日のブログではその続きを書かせていただきます。完結編です!

静岡県立文化芸術大学の先生と学生さんたちが実施した「カスから生まれるプロジェクト」は3月をもって完成!『カスから生まれるものがたり』と題した研究報告書も作成されました。

ただ、プロジェクトの終了をもって、せっかく出会った『カスカラティー』のお取り扱いも終わってしまうのはとても残念に思い、この夏からTeebomで、仕入れ、焙煎、加工、販売をさせていただくことになりました。今回のブログでは、手に取ってもらいやすい商品にするには・・・と言うことを考えて、特にコストの観点から改善できることを進めました。

前回と一番変わったところは、パッケージングです。大学のプロジェクトでは芸術学部の学生がイラストだけでなくパッケージをデザイン・製作してくれました。このパッケージは、お土産やプレゼントにするにはとても良かったのですが、日々の飲み物として購入するにはちょっと大袈裟かな・・・と感じていました。それに、パッケージのコストが商品価格にも大きく影響していたので、ここはシンプルにしようと、Teebomで使用している紅茶のジッパー付きのスタンド袋に変えました。そのかわり、学生が描いてくれたパッケージイラストはそのまま採用させていただくことにしました。

そしてもう1つ工夫した点は、以前はコーヒーのドリップバッグに1杯分のカスカラが入っていて、カップにドリップバッグのハンドルを引っ掛けてお湯を注ぎ、抽出する方法を採用していましたが、実際に購入し手くださったお客様から、使い勝手が今一つ・・・と言う声があり、今回は、バラの状態(Loose tea)と麦茶パックのような不織布に1杯分のカスカラを入れたティーバッグ(Pouched tea)を作りました。

このティーバッグをカップや水筒などに入れて、お湯/水を注いで抽出していただくようにしました。こっちの方がお手軽かなと思います。

また、カスカラ自体を砕いてはいないので、1つ1つのドライフルーツが比較的大きく、抽出に手間もかからないのでバラの状態でも販売することにしました。

そして、肝心なお値段ですが、上記のような工夫をした結果、これまでは4gのティーバッグが8個入って650円(税込)だったのが、今回からは540円(税込)で、バラの方は40g入って、同じく540円(税込)でご提供させていただくことが可能になりました。

我ながら、頑張ったかな・・・(笑)と思います。

HOTの場合はお湯を注いで3分、水出しは3時間ほど抽出時間がかかりますが、夏場は、水出しした冷たいカスカラティーがおすすめです。フルーティーな香り、軽い酸味と甘さと香ばしさが感じていただけると思います。ぜひ、お試しください。

YoutubeTEEBOM'S VIDEOでも、カスカラティーのこと、プロジェクトのことをお話させていただいていますので、ぜひご覧ください。