こんにちは、フェアトレードショップTeebomのイマイナホコです。
この前の日曜日に、アフガニスタンの医療と教育支援をカンダハールで行っている認定NPO法人カレーズの会の通常年次総会に出席してきました。
私がカレーズの会に参加させていただき、もう15年近くたちますが、特に2021年以降タリバンが再び政権を担ってからは、国連からの支援が滞りさらに厳しい状況になっています。

カレーズの会では、アフガニスタン第2の都市カンダハールで2002年から地域医療を担う小さなクリニックを運営しています。2025年末までで80万人以上の患者さんを診療しています。患者さんは6割が15歳以上の女性、3割が15歳未満の子供たちです。出産、乳幼児ケアも大切な仕事の1つです。3名の助産師さんたちが夜間も出産介助に携わっていて、まさに地域医療として欠かせないクリニックになりました。

昨年クリニックを受診した幼児の二の腕周囲を計測した結果から、約4割の幼児が低体重児と判定されました。数年前は8%ほどだったので、ここ数年で急激に栄養状態が悪くなっていることがわかります。

また、カレーズの会が運営するハジニカ小・中・高等学校では、2009年に日本政府の草の根無償支援により校舎が完成し、現在は約1900人の児童・生徒が学んでいます。残念ながらタリバン政権の政策により、女子は義務教育(小学6年生)までとなっていますが、1900人のうちの600人が女子児童です。子供たちは3部制で学んでいます。

今年入学した小学一年生の身長と体重を計測したところ、日本の同じ年齢の子と比較すると身長で12センチほど、体重で10キロほど少なく、深刻な栄養不足ということがこの結果からも明確になりました。

私の認識では、私の周りのアフガニスタンの方は、男性も女性も背も高く、大柄な印象があるので、これから大きく成長しなくてはいけない子供たちのこのような状況は1日でも早く解消されない、緊急事態だと思います。

また、パキスタンやイランから1000万人以上のアフガニスタン難民が帰還(強制送還)され、食糧難はさらに深刻さを増している。加えてパキスタンからの攻撃も激しくなっていて、今年に入っては、カンダハール空港やカブールの薬物リハビリテーションセンターが空爆され、数百人以上が死亡している。

このような現状を私たちが知る機会はとても限られています。紛争地域においても、そこで生まれ、暮らしている人たちがたくさんいます。カレーズの会では、ホームページやInstagmra(npo_karez)を通じて、アフガニスタンの現状を伝えていますので、ぜひアクセスしてみてください。

カレーズの会は、アフガニスタンの人たちに寄り添った人道支援をしているNPOです。ぜひ、みなさんの暖かいご協力をお願いいたします。